デジタルライフの社会では、ご本人様の名前は「アカウント」になります。
これが面倒です。
普通の表の社会では、ご本人様の名前は戸籍簿の姓名になり、それが唯一無二。本名は使い分ける必要も何もありません。
しかし、普通の社会でも、個別のグループ、団体、コミュニティなど、区分された領域に入ると、ニックネーム、愛称、通称、など本名以外が入り込んできます。裏社会なら、本名は使いません。時には名乗らずなんてものも。
世の中は表も裏も共存しているので面倒な時もありますが、ネット社会、デジタルライフでは、その構造がそのまま入り込んできます。というより、ネット社会デジタルライフの特性から来る想定外のリスクを警戒して本名・実名の使用の方が限定的です。
基本的には公的サービス利用などを例外として、全て別名を使用します。
<だらだらまえがきは止めて~>
- グーグルのサービスを利用する時にはグーグルにアカウントを作ります。必要に応じて複数のアカウントを作ります。アカウントを切り分けるキーは実態としては今のところはメアド。
- マイクロソフトのサービスを利用するならマイクロソフトにアカウントを作る。
- アップルも同じ。
- ヤフーも同じ。
- ・・・?
- メアドは複数作成できるのでアカウントも複数作成できる。
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デバイス番号(電話番号)をキーにアカウントを設定するところでは、デバイスの数だけアカウントを設定できる筈。
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フェイスブックはシステム上はやはりメアドをキーにしているが、運用は実名アカウントを要求している。複数アカウントは禁止。悪質な利用の場合はアカウント削除のリスクもある。最近は一部例外運用もあるように聞く。
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東電は顧客番号・住所(給電先)・世帯主などでアカウントが作られている。家が2件ある場合は2つのアカウントになるか、請求支払いの関係でアカウント設定しているか、などは未確認。
事業形態によってアカウント設定も様々と推定は出来る。
余談だが、金の流れに関してな個人番号で表も裏もないようにする話が、実際は個人番号は宙に浮いたまま。住民基本台帳番号と同様に空中分解しかねない。
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取り分け、ネットサービス・デジタルライフでは、結果としてアカウント情報が溢れかえっているのが実態。
整理しておかないと駄目だよ。と言うだけの話だ。結構キーになる情報だから、CIAを確保するためにも整理と保全作業は欠かせない。
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