通信機能を持つデバイスの棚卸。
広義のネットワーキング事情を把握すること。即ち、外部とのデータのやり取りを可能とするデバイス。有線、無線、外部メディア、USB接続など。
要件
- 有線LANポートを持つもの。
- 無線LAN(Wi-Fi)ポートを
- 光回線送受信装置
- ブルートゥース
- フェリカFeliCaチップ内蔵
- USB接続
分類
- テレビ|ケーブルTV|ネットTV|アンテナ
- ビデオレコーダー
- カメラ
- 監視カメラ
- 冷蔵庫
- 電子レンジ|調理家電
- 自動車|車載デバイス
- パソコン|タブレット|スマホ
- 通信機器
- ネットワーク機器
- ゲーム機
手順
- 現物が確認できなくても記憶に残るものも含めてとりあえず全て台帳に書き出してみる。
- 網羅性を確保するために、場所ごとに棚卸。業務ごとに棚卸。購入履歴(メーカー、ショップ)から棚卸。
- 廃棄したもの、生死不明のものも書き出しておく。ホームインフラとして収まっているものもあるので、10年で見切ると漏れる可能性がある。
棚卸
- 死んだものは正しく「処分」。
- 死にかけのものは治すか殺すか決める。「見極め」
- 使っていないもの・使わないものは正しく「処分」。
- 生きているもの・使い続けるものは台帳に「管理データ」を整理。
「処分」
- セキュリティリスク:廃棄するものは破砕。
- 譲渡・売却するものはデータの削除。業者にも注意すること。間違ってもチラシで商売するようなところは避けること。
「見極め」
杓子定規に一つの条件で決めないこと。幾つかの側面を設定して総合判断する。処分見送りとしたものについては歯止めを設定する。
- 2シーズン利用がなかった。一般的には2年間(2年度間)の利用実績を見る。
- 購入時期が古い。デジタル機器は常に技術革新が起きているので2年経過すると世代が1つ繰り下がる。5年も経過すれば十分古い。危機の特性で長持ちするものもあるが、10年経過したら積極的に買い替え・廃棄処分を選択する。
- 代替技術・代替手段・代替商品などが既に存在する。これらはコスト・機能・性能ではるかに魅力的な場合もある。
「管理データ」
- 履歴情報
- セキュリティ情報:パスワード自体の扱いは要注意。
- 基本仕様:接続仕様。あれこれ詳細は不要。管理ロードが無駄。
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